半年前の自然災害で、火災保険から500万円受け取りました。今回火災に見舞われ建物が全損。保険金は全額受け取れますか？ - 火災保険の保険金請求 - 保険相談 見直し.jp – 岩手｜谷地保険事務所

半年前の自然災害で、火災保険から500万円受け取りました。今回火災に見舞われ建物が全損。保険金は全額受け取れますか？

【ご相談事例】

半年前に自然災害があり、火災保険から500万円が支払われました。
修理をしたものの、今回火災に見舞われ、建物が全損となりました。

加入している火災保険の保険金は1000万円で契約していますが、今回は1000万円受け取れますか。

また、前回もらった500万円分の保険金に相当する火災保険の保険料を追加で支払わなければならないのですか。

【ご回答】

火災保険から保険金が支払われた場合でも、1回の事故によって支払われる保険金額が保険金額に満たない場合（または保険金額の80％相当額以下の場合）には、2回目以降の事故の際にも補償を受けられます。

今回のご質問では、1回目の保険事故によって支払われた保険金が500万円とのことですので、2回目となる火災により全損の被害を受けた場合でも、契約した保険金額1000万円の保険金が支払われるのが一般的です。

こうした仕組みのことを「保険金額自動復元方式」といい、保険金額自動復元方式の火災保険では、すでに支払われた保険金に対する保険料を追加で支払う必要もありません。

なお、火災や自然災害などによって、火災保険の対象が「全焼」もしくは「全損」となり、保険金として保険金額の全部が支払われた場合には火災保険契約が終了します。

また、「全焼」「全損」の判断については、1回の事故につき保険金額の80％相当額を超えた場合としている火災保険もあるため、詳細は保険会社に確認をしておきましょう。

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