加入している火災保険に質権が設定されているので、もう一つ別の火災保険を検討しています。何かアドバイスをお願いします。 - 火災保険の加入中 - 保険相談 見直し.jp – 岩手｜谷地保険事務所

加入している火災保険に質権が設定されているので、もう一つ別の火災保険を検討しています。何かアドバイスをお願いします。

【ご相談事例】

火災保険に入っているのですが、質権が設定されています。
質権が設定されると、保険金を優先的に受け取れないそうなので、もう一つ別の火災保険に加入しようと考えています。
何かアドバイスをお願いします。

【ご回答】

火災保険を重複して契約しても、保険金が2重に支払われることはなく、その分の保険料が無駄になってしまうので、重複契約はやめましょう。

住宅ローンを利用してマイホームを購入すると、ローンの担保として火災保険の保険金を請求する権利（保険金請求権）に「質権」が設定されることがあります。

質権が設定されると、火災保険から保険金が支払われる場合、保険金は優先的に質権を設定した金融機関に支払われることになります。

一方、火災保険の契約者の立場に立つと、質権が設定されていると保険金を十分受け取れないために、不安を感じてしまうかもしれません。

そこで、火災保険を重複して契約しようとお考えのようですが、保険金の支払額は「損害が生じたときの建物の保険価額が限度」で、損害額を超える保険金を取得するような不当利得は認められていません。

また、新たに火災保険を契約する場合、保険会社に他の保険会社と契約していることを知らせる必要があります。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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