息子が分譲マンションを購入し火災保険に加入しました。補償内容をチェックするポイントを教えてください。 - 火災保険の新規加入 - 保険相談 見直し.jp – 岩手｜谷地保険事務所

息子が分譲マンションを購入し火災保険に加入しました。補償内容をチェックするポイントを教えてください。

【ご相談事例】

息子が分譲マンションを購入しました。
不動産屋さんに勧められた火災保険に加入しましたが、補償内容がよくわかりません。
リスクがカバーできているのか、チェックするポイントを教えてください。

【ご回答】

分譲マンションで暮らす場合には、火災以外にもさまざまなリスクがあります。

〇地震のリスク

地震による倒壊・損壊に備える場合には、地震保険の加入が必要になります。

〇強風で飛んできたモノがガラスにあたり、家財が損害を受けるリスク

強風で窓ガラスが割れた場合、窓ガラスを共用部分とみなしていれば、管理組合が加入している火災保険で補償してもらえる可能性があります。

しかし、吹き込んだ雨やモノによって家財が損害を受けた場合には、「風災」を補償範囲に含んだ火災保険の「家財」に加入しておく必要があります。

〇給排水管の水漏れ事故

給排水管が破損すると、自分の建物や家財が損害を受けるだけでなく、下の階に住んでいる人の建物や家財に損害を与えてしまう可能性があります。

そのため、「水濡れ」だけでなく、第三者に与えた損害をカバーする「個人賠償責任特約」や、水漏れ事故の原因調べるための費用をカバーする「水濡れ原因調査費用」などの特約をつけておくと安心です。

〇強風で外れた網戸やベランダから落ちたモノが第三者にあたり、ケガなど損害を与えてしまった

第三者に与えた損害をカバーする「個人賠償責任特約」などに加入しておくと補償されます。

分譲マンションで暮らす場合、このほかにも落雷や盗難など、さまざまなリスクが想定されます。

火災保険を契約する場合には、保険屋さんに相談しながら手続きを進めていくといいでしょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。